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さよなら高校野球 -第1話-

前回のエントリーで「しばらくお休みします」と告知しましたが、ちょっと書きたいことがあったので書くことにしました。

犬ブログの主旨とは異なる内容になりますので、興味のない方は読み飛ばしてくださいね。息子達の高校野球にまつわるお話です。

以下、本文です。


9回裏、最後の攻撃は2対0で負けている !
しかし、ツーアウト満塁と、一打出れば同点あるいは逆転の場面を作った。必死に、本当に必死で作った。

容赦なく照りつける太陽。噴き出す汗。しかしそんなことを気にする者は誰一人としていない。目の前の試合を声が枯れるほど応援していた。

僕は声援が声援にならず、心の中でただひたすら祈っていた・・・



高校球児の二男は三年生となり、最後の夏を迎えていた。彼が野球を始めたのは小学校低学年の時だ。兄が少年野球をやっていたので、弟ゴコロに「僕もやってみたい」と思ったのだろう。

少年野球とは言え、兄の苦労を(そして親の苦労も)知っている僕は「そんなに甘いもんじゃない」とわかっていた。だから、幼い頃は少し体が弱くて甘えんぼだった二男が野球をやることには少し慎重になっていた。

しかし、本人の「どうしてもやりたい」気持ちに押し切られ、兄の所属していた少年野球チームに入団することになった。

兄が少年野球を始めた時は、まさか兄も弟も高校球児になるなんて夢にも思わなかったが、兄は自分で野球の道を切り開いて歩み続け、そして弟もそれを追う形となった。

兄は自分で少年野球を始め、中学でも野球部に入り、そして、高校野球までその歩みを続けた。僕は野球経験者ではないので、子供に野球をやれなんて言ったことは一度もない。すべて彼の意思で歩んできた道だ。

だから、兄の野球に関しては、少年野球にしろ、中学野球にしろ、親としては「これが最後」みたいな気持ちでいつも必死に応援してきた。

兄の野球を通していつも感じたことは、「上には上のステージがある」ということだ。中学野球を経験すると、あれだけ必死に取り組んできた少年野球は何だか可愛らしいものに思えたし、高校野球を経験すると、中学野球よりももっとすごい世界があると痛感させられた。

そんな経験もあって、弟の野球に関しては少年野球にしろ、中学野球にしろ、一生懸命応援はしてきたものの、負けてしまっても「まだ次のステージが待っている」と、どこか落ち着いて受け止めることができたのだ。

兄が高校野球に別れを告げ、バットを置いた時も、我が家にはまだ弟のチャレンジが残されていた。

しかし、二男の高校野球最後の夏は「本当に最後の夏」だ。我が家の野球の道の集大成、最後に残ったたった一つの花火だ。この花火が輝いた後、残っている花火はもうない。だから、だからこそ、「二男が試合に出ようと出まいと、少しでも長い夏にしてほしい――」僕はそう願っていたのだった。

第2話へ続く

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ライム:2008年6月3日生まれのイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル(♀)

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愛犬ライムとのスプな生活のエッセイをつづったり、4コマ漫画的なコミックを描いたりしています。 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの性格や特徴、グッズなどもご紹介しております。 なお、当ブログはリンクフリーです。リンクしていただいた場合、こちらもリンクしますので、コメント欄からお知らせください。
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