映画デートと座右の銘(前編)

今回のお話にライムは登場しません。本来のブログテーマと異なる内容になりますので、興味のない方は読み飛ばしてくださいね。


先日、妻と映画を観に行ってきた。

妻と映画を観に行く、それは世間一般では何てことないコトなんだろうけど、僕としては大切にしたい時間だった。付き合っていた頃は当たり前だった「二人で出掛ける」ということが、家族が増えた今、「うな重を食べる」のと同じくらい「めったにないこと」になってしまったからだ。

僕と妻のフリーな1日ができ、その空いたパズルのスペースに「映画を観に行く」というピースを差し込もうと考えた。僕と妻は映画が好きで、昔はよく観に行ったものだった。初デートも映画だった。

でも、調べてみると、現在上映している映画の中に「コレが観たい !」という映画は実は無かった。

それでも僕は妻と映画が観たかった。映画は(少なくとも映画を観ている時間は)実生活とそれにつきまとうストレスを忘れさせてくれる。僕はそんな「日常を忘れる時間」がリフレッシュだと思っている。そして、仕事と家庭を背負って突っ走っている妻にもリフレッシュが必要だと感じているからだ。それに、二人で映画を観るって何だか「デート気分」に浸れる気もするしね。

「コレだ」という映画が無い中、僕の中の消去法でいくと「マイ・インターン」という映画が残った。積極的なチョイスではない。でもこの映画、雰囲気としては「恋人同士で観にいく映画」という感じがしたので、妻とのデートにはぴったりな気がする。

妻には言わなかったが、実は事前にYahoo!映画で評価をチェックしていた。調べてみたら意外と高評価だったので、妻に提案してこの映画を観にいくことにしたのだった。

my_intern.jpg

<ここから先は映画の雰囲気がわかる記述がありますので、マイ・インターンを観るつもりの人は注意してくださいね。>


このマイ・インターンという映画、良くも悪くも「こういう感じで物語りが進むんだろうな」という期待を裏切らない。でも、それはがっかりするようなものではなく、むしろその安心感が心地よい。

そして何より、見た人を何だか幸せな気分にしてくれる。押し付けがましくないけれど、ちょっぴり襟を正し、姿勢を良くしてまた明日から歩き出そう、そんな気分にさせてくれる映画だ。

この映画の主役はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイだ。

二人とも、とってもカッコイイ。

バリバリのキャリア・ウーマン“ジュールズ”を演じるアン・ハサウェイは、役どころがファッションサイトの女性経営者なので、映画の中の彼女のファッション、その着こなしはこの映画の見どころの一つと言っても過言ではないだろう。

anne.png

そしてデ・ニーロ。すでに定年している彼は生活に変化を求め、ジュールズの経営する会社のシニア採用枠に応募する、という役どころだ。

全編を通しての彼のファッションは決して最先端というものではなく、ファッショナブルというよりも「清潔感」という言葉がしっくりくる。だが、この映画における彼のカッコ良さは見た目ではない。内面なのだ。

ルパンの声が山田康雄でなくてはならないように、物事には「この人でなくては」というものがある。そしてこの映画、デ・ニーロでなければ成立しないのではないだろうか。そう思わせるくらいデ・ニーロに引き込まれる。さながら「優しいブラックホール」みたいだ。

デ・ニーロ演じるベンという老紳士は一言で言えば「誠実」という言葉がピッタリはまる、そんな人物だ。古風ではあるけれど、常に落ち着きがあって、豊富な人生経験に裏打ちされた思慮深さと優しさを持っている。かと言って堅苦しいという訳でもなく、自分より40才以上も若いような会社の人達にも気さくに打ち解け、たちまち友人となってしまうのだ。

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<後編へ続く>

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愛犬ライムとのスプな生活のエッセイをつづったり、4コマ漫画的なコミックを描いたりしています。 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの性格や特徴、グッズなどもご紹介しております。 なお、当ブログはリンクフリーです。リンクしていただいた場合、こちらもリンクしますので、コメント欄からお知らせください。
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