結石

ライムの膀胱炎が再発してしまった。

犬の膀胱炎は再発しやすいと聞いていたが、ライムも再発の憂き目にあってしまった。

ライムは膀胱炎になると家の中でソソウをしてしまう。痛みや違和感のせいで通常のペースで排泄ができないのだろう。

膀胱炎はライムにとっても家族にとってもわずらわしい不快な病気だ。

そしてさらに悪いことに、尿検査の結果、結石が発見されてしまった。

発見されたのはストラバイト結石というもので、犬の結石の中ではポピュラーな種類のものだ。

現在の状態は顕微鏡で結晶が見受けられる程度だが、放っておいて大きな石になってしまうと手術が必要になる場合もあるらしい。

病院では治療のための治療食フードと結石が出来づらくなる療養食フードを処方され、今後は一生療養食フードを食べ続けなければならないと言う。

医者の指示はそうだったが、僕としては、結石が良くなるまでは治療食フードと療養食フードを食べさせ、その後はいずれ戻そうと考えていた手作り食に戻そう、という考えだった。

しかし、ママの考えは180度違ったのである。

ママはとにかくライムに二度と膀胱炎や結石を再発させたくないと考えている。(もちろんその点については僕もパーフェクトに同じ気持ちだけれど)

そして、彼女は手作り食(特に鶏肉の骨)が悪かったのではないか、と疑っていて、このままずっと療養食フードを食べさせるべきだ、と主張している。

僕は彼女の意見にはもろ手を挙げて賛同することはできない。

まず、手作り食を根拠もなく勝手にA級戦犯に仕立て上げるのはフェアではない。

僕はライムのために、食事についてはそれなりに研究をしたと自負している。

しかし、彼女はろくすっぽ研究もしないで手作り食をヤリ玉にあげ、医者の指示した道を猛進しようとしている。これについては僕は面白くない。

いつも療養食フードを病院で買うことになれば病院が儲かる、という算段もあるからなのではないか、という気もちょっぴりしたし。(こんなことを疑っては失礼かもしれないが、世の中にはいろんな儲け術が存在するのも事実だ)

病院が儲かるかどうかは別にして、一度結石が発見されたら一生療養食フードを食べなければならないなんて、にわかには信じがたい。

そんないきさつもあり、僕とママは少し口論になってしまった。もちろん、二人ともライムのことを思うが故だが。

不機嫌な僕を説得するためか、ママは病院に療養食を買いに行った時に医者の説明をもっと詳しく聞いてきた。

医師の説明はこうだった。

結石ができた、ということはライムは結石ができやすい体質であり、結石が大きくなって手術ということになれば大変になる。

そうならないために療養食フードで予防したほうが良い。結石はリンやマグネシウムから作られるが、ほとんどの食べ物にそれらは含まれているので、それらをカットした療養食のフードを与えるべきだ、ということだった。

結石を予防した方が良い、というのは僕もおおいに賛成だが、ほとんどの食べ物に含まれているというリンやマグネシウムをカットしてしまって大丈夫なのだろうか。それらの物質にも役割というものがあるように思うのだが。

第一、ほとんどの食品に含まれているというリンやマグネシウムが原因だとすれば、世界中のワンコはもっともっと結石になっていてもおかしくない。

ある一人の医師の考えが100%正解か、という点については、別の意見の人もいるかもしれないし、病気に対する療法については患者の側もよく検討して、納得したうえで採用するべきではないだろうか。

そこで、僕も自分なりにストラバイト結石について研究をしてみた。僕が調べた結果は以下のとおりだ。

- ストラバイト結石の原因 -

アルカリ性の尿

アルカリ性の尿は結石ができやすくなる。膀胱炎などの感染症になると尿がアルカリ性になるらしい。

運動不足

運動をして筋肉が疲労すると乳酸が増える、というのは五右衛門の斬鉄剣はコンニャクが斬れない、というのと同じくらい有名な話だが、この乳酸は尿にも排出されるのだそうだ。尿が酸性になるとストラバイト結晶を溶かすが、運動不足だとこのメカニズムが機能しないことになる。

水不足

水分をとる量が減ると尿が濃くなり、ストラバイト結晶が出来やすくなる。

こうして考えると、リンやマグネシウムはストラバイト結晶の材料にはなるが、ストラバイト結晶の直接的原因ではないということになる。

ストラバイト結晶の材料をカットするよりも、膀胱炎にならないようにする事や、運動不足・水不足の解消が優先されるべきではないだろうか。

- 療養食フードについて -

リンやマグネシウムは骨や歯の健康のために必要な栄養素であるらしい。それらを一生カットする、というのはいかがなものだろう。

そして、犬が水をたくさん飲むように塩分を強化しているそうである。結石には良いかもしれないが、他方で腎臓に負担をかけるという心配も出てくる。

- なぜライムはストラバイト結石になったのか -

よく公園に連れて行って走らせていたので、運動不足ということもないように思う。しかし、水不足、というのはあったかもしれない。

一時期手作り食を食べていた時を除いてはドライフードを中心に食べていたライムは、水分補給は給水器(500mlの空きペットボトルを利用するタイプ)に頼ることが多かったのだが、ドライフードだと当然水分は少ないし、給水器では水を飲むというより水滴をなめる、という感じで水分が足りていなかったのではないだろうか。

- その他 -

酸性の食べ物は肉、魚、ごはんなど。逆にアルカリ性の食べ物は野菜や果物などである。そして、酸性の食品は尿が酸性に、その逆はアルカリ性に傾くそうである。

- おまけ -

クランベリーは尿路感染症に効果があるらしい。


- 今後進むべき道 -

医師の勧める療養食フードでの予防もさまざまな研究の結果誕生したものであろうし、結石には有効な手段の一つかも知れないが、僕としては前述したように若干不安な面もある。

さらに、療養食フードを食べているのに改善されない、という場合もあるようだ。

そこで、療養食フードを一生食べる、という方法よりも、ストラバイト結石の原因となること抑え、ストラバイト結石になりにくい体質を作る、という対策をとってみたらどうか、と考えた。

対症療法よりも原因療法の考えだ。

キーワードはズバリ、充分な水分の補給と尿の酸性化、この二点である。具体的には以下の事を実践してみようと思う。

膀胱炎にならないようにするため、細菌感染しないよう、清潔に保つ。(特におマタのまわりを笑)

できるだけ運動をさせることを心がける。

水不足にならないよう、給水器ではなくライムが飲みやすい器で水を与える。さらに水分を多く含んだゴハンを与える。

食事は酸性である肉や魚、ゴハンを中心にし、アルカリ性である野菜などは控える。

以上のことを実践しつつ、尿検査のペーパーを購入し、定期的に尿のphを調べようと考えている。

僕のたてた対策が効果的なのか、そうでないのかは検査結果で明らかになるので、決して独りよがりな対策ではなく、療養食フード派のママに対してもフェアだ。

効果がなければおとなしく医師が勧めるように療養食フードを食べ続けるしか道はないだろう。「療養食フード一生食べ続け療法」はあまり犬のためを思った治療、という感じがしないのであまり気はすすまないが・・・

結果についてはまたいずれかの機会にブログのエントリーでアップしようと思う。

ところで、僕の調べた所ではスプリンガーはどうも結石になりやすい犬種の一つかもしれない。スプ飼いの皆さんはぜひご注意を・・・

あ、関係ないですが、この記事を書いている今日(11/29)はライムぱぱの誕生日でした。またつまらぬ年をとってしまった・・・(五右衛門調で読んでね笑)

Lime_neteru.jpg

リビングで寝てる・・・

Tag:Dog  Trackback:0 comment:17 

プロフィール

ライムぱぱ

Author:ライムぱぱ
ライム:2008年6月3日生まれのイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル(♀)

ようこそお越しくださいました。
ゆっくりしていってくださいね!

このブログについて
愛犬ライムとのスプな生活のエッセイをつづったり、4コマ漫画的なコミックを描いたりしています。 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの性格や特徴、グッズなどもご紹介しております。 なお、当ブログはリンクフリーです。リンクしていただいた場合、こちらもリンクしますので、コメント欄からお知らせください。
LINEスタンプ
ライムがスタンプになりました !
ブログランキング
よろしければクリックを
にほんブログ村 犬ブログ イングリッシュスプリンガースパニエルへ
ページビュー
Twitter
検索フォーム
QRコード
QRコード