人が買い物で買う「モノ以外のモノ」

ワンコにモノを教える時は、「こういう時にこうしたら良い事がある」というふうに教え込む。例えば、ライムに「オイデ」を教えた時はこうだった。僕が「オイデ」と声を発して、ライムが僕の所に来たらたくさんほめてあげる。そうすると、ライムは「オイデ」で飼い主の所に行くと良い事がある、という体験がすりこまれ、飼い主の「オイデ」に自然に反応するようになるのだ。

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ワンコの行動は「こういう時は良い事がある」「こういう時はいやなことがある」という体験に基づいている。そして、これは生物学的に至極当たり前の行動だと言える。なぜなら、悪い出来事を気にせず繰り返すようでは、生き物は常に身の危険にさらされることになるからだ。これは生物の行動原理である「自分を守る行動」に反することになってしまう。すなわち、「いやな体験を繰り返さない」のは身を守る行動なのである。

そして、これは何もワンコに限ったことではない。我々人間もそういった行動心理を生まれながらにして持っている。要するに、良い結果となった行動は繰り返し、悪い結果となった行動は繰り返さなくなる、ということだ。

そして、それは日常のさまざまな行動を支配している。お出かけなんかもそうだし、買い物なんかもそうだ。2018年初頭、僕はとある買い物において人間の行動心理を身をもって知ることになった。

真っ白な外壁にちなんで「ホワイトハウス」なんてふざけて呼んでいたライム家の自宅も、早いもので築14年になり、真っ白だった外壁も汚れが目立つようになってきた。

大抵のご家庭もそうだと思うが、家では新築時にほとんどの家電製品を買い揃えたので、それらの家電製品はみな引退間近のベテラン選手になった。昨年は洗濯機が壊れ、現在は電子レンジの調子がもう一つだ。家電製品の寿命がヒタヒタと一斉に近づいてきており、次から次へと壊れる危険性をはらんでいる。もしそうなったらお札に羽が生えて飛んでいくことだろう。それは、自分の体のキレがなくなってしまったのと同様、出来れば見て見ぬふりをしたくなる現実だ。

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そんな矢先、2018年初頭のことである。家のテレビが突然壊れてしまった。夕方テレビを見ていると、どんどん画面の色味が抜けてきてしまい、サーモグラフィーの映像みたいになってしまったのである。

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ソニー製のテレビなので、ソニータイマーが発動しちゃったかな、なんて冗談半分に考えた。(ソニー製品は一定の時間がたつと壊れるようにできている、という都市伝説があり、ソニータイマーと揶揄されているのだ)

しかし、買ってからかなりの時間がたっているので、ソニーのせいにするのもチト気の毒というものである。

今のテレビを買ったのは、忘れもしないオリンピックイヤーの2008年だ。その年のお盆に、ライムだけを置いて家族で出掛けていたら、留守の間になんと家のアンテナに雷が落ちたのである。

子犬だったライムは落雷の音にさぞかし驚いたことだろう。そのせいか、今でもライムは雷が苦手である。

そして、落雷の影響で、テレビやインターホン、インターネットのモデムなどが壊れてしまった。幸い、火災保険が使えたので、出費なしでテレビを買い換えることができたのだが、買い換えるまでの間、オリンピックが見られなかったほろ苦い経験を今でも覚えている。

あれから約9年、その時買い換えたテレビが壊れてしまった。修理するとしたら、おそらく液晶パネルと基盤の交換ではないか。修理費用は10万円はいかないだろうが、それに迫るような金額になるだろう。ソニーのサービスを呼んで、修理見積もり額を確認してから買い換えの検討をする、という方法もある。

しかし、それだと時間がかかるし、「修理にそれだけ出すんだったら買い換えよう」という結論になるのはほぼほぼ見えている。なので、修理は考えずに買い換えることにした。

僕はわりと比較検討することが苦にならないタイプなので、本来ならばじっくりと時間をかけてどのテレビにしようか決めたかったけど、テレビが見られないので早めに決めなくてはならない。

今のテレビは4Kテレビが主流になってきている。4K放送が地上波で開始していないのに意味あるのかな、という気がしたが、4Kじゃない通常の映像もより綺麗に映るらしい。だとすれば、テレビは毎日見るものなのでそれなりに映りの綺麗なテレビを買おう、という方向に気持ちが傾いていた。

ネットで候補のテレビに目星を付けて、とりあえずヤマダ電機にいって現物を見てみよう、ということで家族で見に行ってみた。

親切な店員がいろいろと説明をしてくれて、安いものからそれなりの値段のものを見たが、結局、一旦買えばまた10年は使うと思うので、あまりケチらずにそこそこのテレビを買おう、ということにした。

実は、ヤマダ電機で実物を見てから、ネット通販で買うことも考えていた。僕はネット通販初期の頃から臆することなくネットで買い物をしていたので、テレビもネットで購入することに抵抗はない。

しかし、ヤマダ電機の店員が親切だったし、値段もそれなりに頑張ってくれた。それに、壊れたテレビの引き取りもあるし、ライムママが早くテレビを買ってほしそうだったということもあり(彼女は意外とテレビっ子だということが判明した笑)ヤマダ電機で決めてしまった。

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配送は明日でも大丈夫、とのことであり、その日の夜に配送時間を電話で知らせてくれる、ということだった。そして、電話がかかってきて、配送時間は翌日の朝9:30~10:00くらいだという。

できれば仕事が終わってからの配送にならないか聞いてみたが、無理だと言う。なので「テレビのためだ仕方がない」と午前中は休暇をもらうことにして、翌日、いそいそとテレビの配送を待っていた。

しかし、である。

一本の電話がかかってきた。そして、電話の向こうであり得ないことをのたまっている。配送業者が、テレビの配送に来れないというのだ。

少し遅れるとか、そういうことならまだ譲れるところもあるが、来れなくなったというのだ。

これには温厚なライムパパもさすがにブチ切れましたよ。マジで。

「はあ~ ? こっちは仕事休んで待ってるんだよ ! だいたい、そっちがこの時間しか無理だっていうから合わせてやったんだろうが ! 」とマジギレすると、またかけ直します、というので一旦電話を切って待っていると、今度は配送業者ではなくヤマダ電機から電話がかかってきた。

電話の内容は配送業者と同じ。「あ・の・さ~、こっちは仕事休んで待ってるんだよ。フザけたこと言ってんじゃねえぞ、オイ」と再びブチギレ。しかし、申し訳ありません、の一点張りでラチがあかない。

「もうテレビはキャンセルじゃ。オマエんとこじゃもう二度と買わねえからな ! 」と捨てゼリフを吐いて電話を切った。

温厚な顧客をここまで怒らせるヤマダ電機、逆に恐るべしである(笑)。

それにしても、何でここまでブチギレるのか冷静に考えてみた。

客としては、「新しいテレビが来る ! 」とワクワクして待っているところに冷や水をぶっかけるような行為をされた・・・その一点に尽きる。

常々思うのだが、買い物というのはお金と商品のやり取りだけではない。心のやり取りが絶対的に存在するのだ。

お金と商品の交換、ただそれだけの行為だけであるならば、店を選ぶという行為やリピーターというのは存在し得ない。同じ値段なら機械的に近い店をチョイスするだけだ。

でも、店員が親切だったとか、ネットならば迅速な発送だったとか、我々はそういう感情的な部分で「またあの店で買おう」という気持ちになる。人間だもの。

そう、我々が買うのは商品だけじゃない。「満足」を買いたいのである。

そういう意味では、今回のヤマダ電機の対応は0点だし(いやむしろマイナス100点だし)、僕としては「もう二度と買わない」ということを着実に実行する決心に1ミリもブレはない。

人々は無意識のうちに心地よい買い物体験を求めているのだ。会員制のコストコに年会費を払ってまでリピしてしまうのは、いろんな試食ができたり、アメリカっぽいモノが買えたりする買い物体験が楽しいからだ。

入場料が高いディズニーランドにリピしてしまうのも、「アトラクションが楽しい」という理由だけではないはずだ。キャストと呼ばれる係員が親切だったり、施設が清潔だったりという「おもてなしの心」を心地よく感じるからなのではないだろうか。

人々がお金を払いたいのは商品への直接的な対価だけじゃなく、満足や心地よさであり、「いかに心を満たしてくれるか」、そこなんだと思う。

後日談。ヤマダ電機でのテレビ購入をキャンセルした僕は、まったく同じテレビをケーズデンキで購入した。ヤマダ電機の金額を伝えると、その金額よりもちょっぴり安くしてくれたし、配送の段取りもパーフェクトだった。僕は無事にテレビと一緒に満足を買うことができたので、次の大型家電もケーズデンキで買うことにしよう。

それにしてもイマドキのテレビはずいぶんと進化している。ネットにつなぐことが前提になっており、YouTubeが見れたり、スマホで操作できたりするのだ。そして何と言っても画像がメチャ綺麗だ。4K動画なんかもYouYubeで見れるが、本当に綺麗でため息モノである。

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テレビが壊れたことや、ヤマダ電機の対応は残念だったが、新しいテレビが来たので気持ち的には気分が良い。このように都合よく気持ちの切り替えができるのは、ライムママの影響かもしれない(笑)。

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さらに後日談。二男の腕時計の電池が切れてしまったので、「オマエんとこじゃもう二度と買わねえからな ! 」とタンカを切ったその日の夜にヤマダ電機に買いに行ったのはここだけの話ですよ・・・だって、ヤマダ電機のポイントがまだ残っていたんだもの。フフフ・・・

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格安simに変えた後のスマホの機種変はどうするんだ問題

今年の夏、なんかメッチャうまいぶどうを食べた。それはたしか「紅伊豆」という品種だったかな ? (確かライムママがそう言っていたような・・・スミマセン、3歩あるくと忘れちゃうタイプなので笑)

水野晴郎みたいに、「いやあ、ぶどうって本当においしいもんですね~」って思っていた矢先、巨峰を食べる機会があった。

巨峰。これはもう鉄板にうまいっスよね。池井戸潤のドラマみたいに間違いありまセン。

さらに、今年は親類からシャインマスカットという品種をいただき、食したところ、これがもう、うまいのなんの。

これ、もう、ゴールデンボンバーの「女々しくて」風に言うならば、♪おいしくて、おいしくて、おいしくて、辛いよ~(振り付き)というくらい(笑)。

もし、シャインマスカットのぶどう狩りがあったなら、ギャル曽根ちゃんといい勝負ができるかも(笑)。そのくらい、たくさん食べてみたいと思わせるうまさ。

フルーツ狩りと言えば、当ブログでもいちご狩りのお話をエントリーしたりしたけど、僕が幼い頃はりんご狩りくらいしかなかったな・・・。りんごもおいしいんだけど、いざ「りんご狩り」となると、そんなに食べられないんだよね。もう、1個食べたら結構お腹にたまるし。

だから、大人になった僕は「りんご狩り」にまったく行きたいと思わない。だって、フルーツ狩りって、「たくさん食べられる」というコスパに魅力を感じるものだと思うので。だから、りんご狩りって、昔、家の子供達が通っていた保育園みたいに、もう行くことはない場所なのかもしれない。

りんごと言えば、僕の友人にアップル社の製品命な人がいる。彼のパソコンはMac、スマホは当然iPhoneだ。

なぜアップルが好きなのか。それは「あのリンゴマークがいいんだよ」という。

まあ、リンゴマークが好きでアップル社製品を買っている、というのはジョークだとしても、アップルの製品は高性能だし、なんといってもデザインが良い。だから愛用しているのだろう。あのリンゴマークひとつとってもクールだ。

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僕も昔から物を買うときは「デザイン」にこだわるタイプなので、アップルの製品は好きだ。ちょっとお高いのが玉にキズなのだが、それでも欲しいと思わせる魅力がある。

そんな僕が初めて買ったスマホは「iPhone3G」だ。そう、iPhoneの(日本)初代モデルだ。(正確には、日本未発売のモデルが初代iPhoneである)

スティーブ・ジョブズが「電話を発明し直す」とまで言い放ったiPhoneは僕にとって衝撃的なガジェットだった。それまではガラケーと呼ばれる携帯が主流だったが、コンセプトにしても、デザインにしても、一般ピープルの中に一人だけいる女優さんみたいに、とてつもなく魅力的に思えたのだった。

当時、日本未発売のこのデバイスが、どのキャリアから発売されるのか決まっていなくて、自分が使っていたソフトバンクから発売されると決まって歓喜した覚えがある。

そして、日本で発売された初代iPhoneはアップルストアに並ぶ行列や品薄で社会現象にまでなったのだった。

当時のニュース映像
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当時、欲しいけれど・・・製品代も通信費も高いし・・・つか、あっと言う間に完売してしまい、しばらく手に入りそうもないし・・・
なんて考えていたところ、発売直後にたまたま立ち寄った家電量販店で店員のお姉さんと話をしていたら「iPhoneは売り切れと表示していますけど、実は1台だけあるんですよ」とこっそり教えてくれた。

それを聞いた僕は、「どうしよう、欲しいけど、でも、高いし・・・」
「買いま・・・・・・・・・」「す ! 」

という、ほんのちょっぴり運命的な出会いとなった初代iPhoneからスタートし、iPhone4、iPhone6と、星飛雄馬が野球一筋だったように、僕はiPhone一筋だったのだ。

iPhone3Gが発売されてすぐ購入し、以来9年間、365日いつも、もっと言えば家族よりも僕の傍らにいる時間は多かったiPhoneだったが・・・

ちなみに、過去の自分のiPhoneの変遷は下記のとおりだ。

iPhone3G → なにコレスゲエ → 飛びついて買った

iPhone4 → iPhone3Gよりもカッケー ! 液晶も綺麗 ! → 飛びついて買った

iPhone6 → デザインはそれほど惹かれないけど、画面がすごく大きくなった → 飛びついたほどではないが買った

iPhone7 → なにコレiPhone6と変わらんやん → スルー

iPhone8 → 悪くないけど、「ほしい !」と思わせるダイソンのような吸引力がちょっと乏しいんだよなあ

iPhoneX → 先進的ではあるけれど、高過ぎだろ・・・10万オーバーって・・・高杉晋作 !

今までは、ソフトバンクやauをキャリアとして使用してきた。大手キャリアではiPhoneの購入に際して「○○割り」などと言って機種代がすごく安くなる設定になっていたので(その代わり通信費が高いのだが)、モデルチェンジごとに買い換えてきた。

しかし、以前のブログで取り上げたとおり大手キャリアから格安simの会社に乗り換えてしまったので「○○割り」などというのは当然なく、機種変更はまるまる実費がかかってしまう。

そんなこともあり、iPhone6からiPhone7に変えることもしないでそのまま使用していた。

ところが・・・ iPhone8が発売される時期と重なって、使用中のiPhone6の調子が悪くなってしまったのだ。

どうも、タッチの調子が悪い。タッチに反応しないとイラっとする。反応しないだけならまだしも、ゴーストタッチと言って勝手にタッチされる症状が出るともうお手上げだ。スマホが暴走してしまうのだ。

ネットで調べてみると、iPhone6は潜在的にタッチの問題を抱えているような気がした。本来、これはアップルがリコールすべき問題なのではないか、という疑念がわいた。しかし、アップルに電話すると、修理に3万円以上かかるという。

iPhone6の調子が悪くなる以前、ネットで「中国のメーカーのスマホがコスパ最高」という記事を読んだことがあった。そのメーカーはHUAWEI(ファーウェイ)というメーカーだった。

自分はそんなメーカー、ちっとも知らなかったが、何でもスマホの売り上げは世界第三位で、日本のメーカーよりも上らしい。(1位はサムスン、2位はアップル)

僕はそれまで、中華スマホなんてバッタもん、パチもん、みたいなイメージしか抱いていなかったのだが、ネットのレビュー記事などを見ると、見た目も高級感があり、性能も良いとのことで、自分としては目からウロコだった。

そして、特筆すべきはコスパの良さだ。見た目も良く、性能も良いのに価格は安いときたら、売れるのは当然ということになるだろう。

そんな情報を基礎知識として得ていたので、iPhone6が不調になった時、機種変更の選択肢の一つとして目を向けざるをえない存在となった。

買い替えの候補機種として考えたのは以下の三つ。

iPhone8(8万円台)

HUAWEI P10 LITE(2万円台)

HUAWEI NOVA LITE(2万円)

iPhone6の後は「次もiPhoneを買うんだろうな」って以前は漠然と考えていた。しかし、である。

iPhoneをチョイスするということに対し、自分の中でかなりの逆風が吹いていたのである。

その要因とは
・値段が高い(格安simなので、大手キャリアの時のような割引がない)
・デザイン的な変化が乏しい
・iPhoneの方が高性能だとは思うが、自分がスマホでしていることはネットを見たりLINEをしたりすることがメインなので、そもそもそれほど高性能である必要はない
・アップルに対する不信感(iPhone6のタッチ不具合は、そもそもリコールすべきではなかったのか)

そして、androidというOSがどんなものか試してみたかったというのもあった。自分はスマホ創世記からiPhone一筋だったので、androidに触れた経験がなかったのだ。

いろいろと考えたけれど、なんと言っても、iPhone8とHUAWEIの価格差6万円・・・果たして、6万円分の差がそこにあるのだろうか ? という点がもっとも引っかかった。

スマホに関する最近の自分のライトユーザーっぷりから言えば、そもそも高性能機種は必要ないのかもしれない。あるとすれば、他のスマホと一線を画すデザインや機能が必要だ。

iPhoneに愛着はあるけれど、冷静に考えると価格差を埋めるピースを見つけることはできず、結局はHUAWEI(ファーウェイ)のNOVA LITEというスマホを購入することにした。

このHUAWEI(ファーウェイ)、安い機種ではあるけれど、新しい機種になるとなんだか嬉しいものだ。そして初めて触れるandroid というOSがどういうものなのか、ワクワク感もあった。

思えば、以前は新しいiPhoneが発表されるたびにワクワク感があったものだ。どんなデザインになるのか、どんな機能が追加されるのか・・・でも、最近はほとんどそういうものを感じなくなってしまった。

特にデザインにおいては、どうもパッとしない。やはりジョブズは偉大だったということか・・・

今回購入したこのHUAWEI(ファーウェイ)のNOVA LITEという機種は、デザインはiPhoneに似ている。なので、特別安っぽさというのは感じない。というよりむしろ、この値段だったらお釣りがくるほどだ。

HUAWEI(ファーウェイ)のNOVA LITE。iPhoneに似ている。
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動作もサクサクで何の問題もない。最初はiPhoneを恋しく感じることもあったけど、android というOSも根本的にはiOSと大きな隔たりはなく、慣れればまったく無問題だ。

そして、特筆すべきは指紋認証が爆速ということだ。指がサッと触れればすぐ認証される。これはとっても快適だ。

それと、なんと言ってもやはり値段だ。この機種を買うときに楽天でたまたま期間限定セールをやっていたので、1万6千円くらいで買うことができた。これ、5人家族だったら、iPhone8を1台買う値段で家族分全員買えちゃう値段ですよ、そこの奥さん。

世界的にみて、日本だけがiPhoneのシェアが高いという。それは、やはり大手キャリアの割引が大きい気がする。しかし、その潮流はいつまでも続くのだろうか。

自分がそうだったように、格安SIMに乗り換える流れは今後も続いていくだろう。そうなると、iPhoneを買うのに割引はない。他のスマホが高性能化している今、高性能だけど割高なiPhoneが変わらずに売れ続けるのか、自分は懐疑的に考えている。

今後は、日本においても、世界的な流れを後追いするように、iPhoneの独壇場ではなくなる気がしている。そうならないためには、やはり、独創的なデザインや革命的な技術が必要だと思うのだが、最近のアップルには(特にデザイン面において)僕は寂しさを感じている。

モノづくりって、「みんなの意見を取り入れて作る」より、「優秀な一人の意見で作る」方が意外と良いモノができる気がするのだ。とりわけデザイン面においては。

そういう意味では、スティーブ・ジョブズに続く新たなカリスマが必要なのかもしれない・・・アップルには。

今回は、「iPhoneを愛し、iPhoneに愛された男」(自称)が初めてandroidスマホに乗り換えたお話だったが、長男の大学祭に遊びに行ったとき、長男が「iPhoneじゃない父に違和感を感じる」というようなことを言っていた。

確かに、iPhone以外の機種に乗り換えるのは結構悩んだ。

でも、このコスパの高いHUAWEI(ファーウェイ)のNOVA LITEという機種、僕は意外と気に入っている。

そして次はどんな機種を買うのだろう。まったくわからない。でも、大手キャリアの2年縛りもないから、いつ、どんな機種を買おうが自由だ。そう、あの雲のように(笑)。だから、次の機種を買うときは自由に選ぶだろう。自由というのは居心地が良い。ジャスティス !

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さよなら高校野球 -最終話-

よくぞここまで粘った。そして打席にはチームの主砲。彼が打てなかったのならもうそれは仕方がない。もう僕は「チームの必死の粘りで最高の場面を作ってくれて、結果がどうなっても悔いはない」という気持ちになっていた。いや、そういう気持ちにさせてもらえた。

スタンドの大声援の中、大声援はなぜか遠くに聞こえ、自分の声は頼りないものになっていた。僕の意識は、集中しすぎるくらいこの場面に集中していた。そして、ただひたすら祈り、祈り、祈り続けた。

2球目、金属バットの音が響いた。僕は一瞬打球を見失ったが、センターの動きで打球の方向がわかった。

センターは左中間方向に下がり、そしてこちら向きになって打球を見上げている。

その瞬間――目をそむけたくなる現実を受け入れなくてはならない時――その時がきたと悟った。

そして、スローモーションのように打球がセンターのグラブに吸い込まれた。

それと同時に僕の全身の力が足元から抜け出ていってしまった。

チームの夏が、二男の高校野球が、そして我が家の野球道が、とうとう幕を閉じてしまった。試合終了のサイレンが野球との別れを無感情に告げた。

チームが敗退した後も世間では高校野球は続いているが、今まで足元で繰り広げられていた熱戦が、少し遠くに行ってしまった、そんな気がした。これから高校野球というものは、徐々に徐々に僕から距離を置こうとするのだろうか。

思えば、兄が小学一年生で少年野球の球拾いをしたことがきっかけで野球を始め、その彼はのちに少年野球のキャプテンになり、中学野球では市の選抜チームに選ばれ、そして高校球児となった。

弟も兄の後を追うように少年野球のキャプテンとなり、中学野球でも市の選抜チームに選ばれ、高校球児となり、そして兄の果たせなかったベンチ入りメンバーをつかみ取り、兄のリベンジをしてくれた。

少年野球時代、親の休日はすべて少年野球の手伝いにとられ、なんてブラックな世界に首を突っ込んでしまったんだ、なんて思ったこともあった。

しかし、もう一度タイムマシーンに乗って子供達の小学校時代に戻ったとしたら、子供達の少年野球に反対はしないだろう。

だって、子供達の野球を精一杯応援し、一緒に泣き、一緒に笑った日々は、僕達家族にとって、かけがえのない宝物になったんだもの。

楽しいことよりも辛いことの方が10倍多い、そんな野球の道だったけど、その苦労が、その努力が、彼らの自信となり、この先の人生のいろんな場面で彼らの行く道を照らしてくれるだろう。

そして、僕達両親も、子供達の青春に片足を突っ込んで、第二の青春を楽しむことができた。

太陽が地平線に沈むように、物事には必ず終わりが訪れる。その宿命に手を引かれ、長い長い、我が家の野球の道もついに終わりの時を迎えた。息子はバットを、僕達両親は応援メガホンを、そっと置く時がやってきたのだ。

スタンドで、打席に立つ息子をハラハラドキドキ見守る・・・あの緊張感を味わうことはもう二度とないだろう。でも大丈夫、目をつぶれば、いつだって長男や二男の雄姿がよみがえる。一生忘れはしないよ。

そして、彼らがバットを置いた時に僕が贈ったメッセージ・・・それはこうだ。

「君は父と母にとってのスーパーヒーローでした。夢と感動をありがとう。」

ありがとう、高校野球 ! さよなら、高校野球 !

<このシリーズおしまい>

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しばらくブログはお休みする予定だったのですが、心に残る出来事だったのでシリーズとして書かせていただくことにしました。
ワンコブログの本題からは外れる内容でしたが、最後までお付き合いいただいた方がいらしたら嬉しく思います。
ありがとうございました。

別の創作活動に入っているため、ブログは少しお休みします。
9月頃再開予定です。

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さよなら高校野球 -第9話-

天気予報は曇りだったのに、真夏の太陽が容赦なく球場を焦がす中、試合が始まった。こちらの投手は球も走っており、まずまずの立ち上がりと思われたが、序盤に2失点してしまった。しかし、2失点でなんとか踏ん張ってくれていたので、あとは打線が点を取るしかない。

しかし、ランナーは出すものの、あと1本が出ず、2対0のまま試合は終盤へと進んでいった。7回、ツーアウト満塁の好機に主砲が打席に立つという場面を作った。だが、痛烈なゴロをサードがはじくものの、二塁走者がタッチされてアウト・・・1点でも入れば流れが変わると思うのだが、1点が近くて遠い。

そしてとうとう、2対0のまま9回裏の攻撃を残すのみとなってしまった。打順は下位打線からの攻撃だが、ランナーを出してなんとか上位に回したい。

最後の攻撃であり、スタンドではあらん限りの声を張り上げて必死の応援となった。すると、先頭バッターの二男の親友が、意地のセンター前ヒットで出塁した。

次のバッターは二男のこれまた親友が代打で登場したが、残念ながら内野フライに倒れた。

そして・・・ここで家の二男が代打で登場した。

9回裏1アウト1塁。2対0で負けている。この場面、チームに残されたアウトはあと2つしかない。だとすれば、この場面でもっとも大事なのは自分がアウトにならないで次の打者に回すこと、ただその一点だ。

僕はとにかく心の中で神様にお願いした。「四球でもエラーでも何でもいい。二男が何とか塁に出られますように ! 」何回祈ったかわからないほど祈り続けた。

結果、二男は相手投手の変化球をしっかりと見極め、四球で出塁した !

二男は長距離打者なので、長打が出るに越したことはないが、それより何よりこの場面、この土壇場では「自分がアウトにならない」ことが最優先事項だ。そしてそれは言うほど簡単なことではない。

しかし、その仕事を、チームに託された大事な仕事を彼は見事に果たした。これは、誰のおかげでもなく、小学校時代から積み重ねてきた彼の努力、その集大成なのではないか。少なくとも僕はそう思っている。

1アウト1・2塁となり、打順は1番に返った。しかし、1番バッターはショートゴロでいよいよ2アウト、追い詰められた。

ここでバッターは2番。このバッターはとにかくしぶとい粘りをみせる好打者だ。そして次の3番バッターはチームのもっとも頼りになる主砲だ。僕は追い詰められたこの場面で、必死に、とにかく必死に次の3番バッターに回るように祈っていた。何度も何度も祈っていた。

自分がアウトになってしまったら試合終了、そんな緊迫した場面でこの2番バッターはしぶとく四球を選んで出塁した。家の二男同様、きっと彼の過去の努力が彼を助けてくれたのだ。

ついに、ついに満塁となり、主砲まで皆でつないだ。9回裏、2アウト満塁。応援も、相手の苦しさも、こちらの苦しさも、すべてが極限状態に達した。

最終話へ続く

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さよなら高校野球 -第8話-

いよいよ次の試合に勝てばベスト8となる。ベスト8というのは組み合わせの運だけでは残れない。だからこそ、実力が試される。自分達の努力と相手の努力、どちらが上だったのか、真価が問われる試合である。対戦相手は地元のシード校であり、知っている子もたくさんいる。妻の同級生(ママ友)の息子さんが相手チームにいて、試合前にそのママ友さんと少し話をした。お互いにいろんな想いが交錯する。しかし、親にできること、それは一生懸命応援することだけだ。

今大会3試合目となったが、妻が「試合前日の夕食はパスタがいい」という情報をママ友から聞きつけたため、毎回、試合前の夕食はスパゲティとなった。要するに炭水化物が良い、ということなのだろう。炭水化物をとったからといったって、どれだけ影響があるのかわからないが、できることはしておきたいのだろう。妻の気持ちは痛いほど理解できる。

そして毎度、僕も試合の日は朝から緊張してしまう。この日も朝、緊張感の中ライムの散歩に行き、お地蔵様に二男が打てるよう、チームが勝てるよう、お願いをした。

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最初の試合に勝った時と同じ服装(靴下まで一緒)で2試合目も勝てたので、この日もまったく同じ服装で応援に行くことにした。ミスチルの歌で「ちっぽけな縁起かついで」という歌詞があるが、ちっぽけな縁起でもなんでもすがりたい、そんな心境だった。

この試合は長男が仙台から応援に駆けつけてくれた。妹も自分の部活を休んで応援に行ってくれるという。という訳で、この日はライム以外の家族全員で応援に行くことになった。なんとか家族の想いが届いてくれると良いのだが・・・

こちらのチームはエースが肩を痛めてしまい、別の投手が先発することになった。エースを欠く試合は苦しくなりそうだが、代わりに投げる投手はエースナンバーこそ背負っていないが、速い球を投げる投手で、きっと相手を抑えてくれるはずだ。

第9話へ続く

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プロフィール

ライムぱぱ

Author:ライムぱぱ
ライム:2008年6月3日生まれのイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル(♀)

ようこそお越しくださいました。
ゆっくりしていってくださいね!

このブログについて
愛犬ライムとのスプな生活のエッセイをつづったり、4コマ漫画的なコミックを描いたりしています。 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの性格や特徴、グッズなどもご紹介しております。 なお、当ブログはリンクフリーです。リンクしていただいた場合、こちらもリンクしますので、コメント欄からお知らせください。
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